読書記:博報堂DYグループ著「『自分ごと』で人は動く」

僕は当事者意識を持つ範囲が狭い自分本位な人間なので、「自分ごと化」という言葉はよく意識する言葉だ。
地球の環境問題は結構自分ごと。
ハイチ大地震は自分ごとではない。
会社の業績は自分ごと。
トヨタリコール問題は自分ごとではない。
「自分ごと化」=当事者意識。
自分の行動・判断が、ある事象に何らかの変化を与えることが出来るという前提で、
・自分が何らかの行動・判断をしないと自分に悪影響が出ること。
・あるいは自分が何らかの行動・判断をすれば自分に好影響を得る機会があること。
この著書はそういう話ではなく。。。
コミュニケーションにおける「アテンション」の領域をさらに分解して考えてみました、というような内容だった。
クロスメディアの考え方を、より生活者視点でプロセス化した感じ。
(環境認識)
・大衆/分衆から網衆へ
・プロファイリングのタグ化

to Cからwith C(生活者主導社会:生活者と企業が価値を共有)
(プロセス)
突っ込みどころ満載のきっかけ情報を「置く」

エンゲージメントテーマを装置の上で体験

自分ごとの共有・連鎖
(エンゲージメントリング)※博報堂DY(TM)
生活者の「心が動く」という輪を中心に、「選択する」「共有する」「絆を感じる」という4つの輪で構成し、生活者の自分ごと化をもたらす「エンゲージメントテーマ」と「装置」を用意することで機能すると定義する、マーケティング・コミュニケーションモデル。

「自分ごと」だと人は動く
ダイヤモンド社
博報堂DYグループエンゲージメント研究会
ユーザレビュー:
題名ほどの新鮮さはな …
ティッピング・ポイン …
網衆宛に置いておく網 …
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