ジェフ・ベゾスは、
amazonという社名の別案として、
彼が好きな言葉であった
「relentless」(情け容赦ない)という
単語を使いたかったらしい。
いまも、実際に、
relentless.comとURLを入力すると
なんとamazon.comにジャンプする。
まさに、「情け容赦なく」、
すべての市場を押さえにかかる戦略こそ
amazonの本質だ。
莫大なキャッシュを生み、
利益を残さず、ガンガン投資に回す、
圧倒的な正のループ。
自分なりに整理すると、
まずは赤字覚悟で
一気に倉庫や配送の物流インフラに投資
↓
大量仕入れで圧倒的な品ぞろえと安さ、
という優位性を確立
↓
同時にテクノロジーで顧客ニーズに
合わせた効率的な商品仕入れ
↓
得たキャッシュは利益として残さず、
ガンガン投資に回してインフラ拡大
↓
自社の決済/物流システム(FBA)を
活用してマーケットプレイスを立ち上げ
↓
さらに圧倒的なキャッシュと、
顧客データを入手
↓
アマゾンプライムで
会員の囲い込み
↓
莫大なキャッシュでM&Aや領域拡大
・自社サーバーから発展したAWS
・マーケットプレイス出品者への金融事業
↓
オフライン接点への発展
・アマゾンフレッシュ
・アマゾンゴー
→事業単体の収益よりも、
受取拠点になったり、
小売事業者へのテクノロジー販売などへの
拡大が狙い
などなど。
最初に博打を打って、インフラ投資して
「品揃えと安さ」という
プラットフォームの面を押さえたことで、
すべて正のループで転がりだした。
このループが、世界中のあらゆる市場を
席巻しつづけ、既存企業を絶滅させ続けると
思うと、末恐ろしい、、
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