食べたくても食べられないのは魚のほう。

昨春に石徹白川に行ったときのこと。

石徹白で坊主は無いだろう、と
余裕な気持ちで行ったが、
結果、ツルッツルの坊主。

当たりは4,5回あったけれど、
釣ることはできず。

「出るが、食ってない」

ここで気になったのが、

魚のほうが食わなかったのか、
それとも、
食おうとしたが、食えなかったのか。

今までは
「魚のほうが食わなかった」という考えしか
持っていなかった。

何か怪しい!いつもの食事と違う!とか、
直前で魚がそう判断したんだろうなー、と。

でも、あまりにも悔しかったので、
ちょっと視点を変えて振り返ってみた。

魚のほうは食べたかったのに、
上手く食べさせてあげられなかったのだ、と。

そうすると、きっと対策は変わってくる。

・毛鉤の流れのスピードが速すぎて食べづらかった?

・毛鉤の流れのスピードが変化して、タイミングが合わなかった?

・近づいてみたら毛鉤の大きさがイメージと違った?

とか。

どれも仮説だけれど、
いずれにせよ、
魚の立場になって、食べやすく流す、つまり、
「食べさせてあげる」という感覚が大事!な気がする。

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