2019年11月23-24日、朝霧ロゲイニング2019のお話。
富士宮の浅間神社で祝勝祈願し、その後、友人のオススメ回転寿司「沼津魚がし鮨流れ鮨」で昼食。回転寿司だがレベルが超高くて旨い。
そして、スタート/ゴール地点でもあり今日の宿泊施設である朝霧野外活動センターに到着。
大会前日は「地図読み講習」と「ナイトオリエンテーリング」
施設内の短いコースでの体験だったけど、地図読みが出来る人と出来ない人(自分)との差が歴然とゴールタイムに影響されて驚いた。あかん、地図読み勉強しよ。コンパスの使い方もほとんど理解できていなかった。奥が深い。楽しみが増えた。
そして当日。心配してた天候もまずまず。富士山もちょい見える。
さて、ここで自分のコース策定の手順を振り返って整理してみたい。
まだまだ初心者なので「自分なりの整理」として。
頭の中の思考手順は以下の通り。
①地図の外周をぐるっと眺め、どの辺を走りたいかを感じる
読むでも見るでもなく、眺める。
ロゲイニングを楽しむ上では、これが一番大切なのではないか。まだ自分は得点を争うレベルに到達していないので。
ただ得点を狙うにしても、この「感覚に頼る」ことは実は大事なのでは?と勝手に思っている
②狙いたい「最も離れた高得点ポイント」(G地点)を決める
スタート地点から最も離れた高得点ポイント(たいてい各方面に4~5つほどある)のうち、どれを狙いたいかを決める。まずは目指すべきゴール地点を設定する感覚。仮にそのポイントをG地点と呼ぶ。
G地点を決める基準は以下3点
・そのポイントにたどり着くまでの高低差、起伏
・その周囲に存在するポイントの数と得点水準をなんとなく把握
・感覚的にそこに行きたいか
ここでも3つめの感性こそが重要な要素かも。
このG地点を決めることで、その日1日のだいたいのコースどりは決まることなる。
いつも一緒に大会に参加する友人とは、その感性がピッタリくるのが嬉しい。また、コース戦略を構築するロジックも自分の好みに近いので意見が分かれて争うことがないw
③G地点後に向かうエリアと「判断ポイント」(D地点)を決める
次に中盤戦の展開をイメージしながらだいたいのルートを決めていく。その過程で、もっと欲張るか?ゴール方向に向かい始めるか?を判断するポイント(D地点と呼ぶ)を決めておく。
後半戦をどう仕上げていくか、をこのあたりで最終的に決めようね、というポイントがD地点。なので、後半戦の戦い方のオプションが複数選べる場所をD地点とする。地図の端っこかではなく。
制限時間5時間の大会だったとすると、ゴール時間の1.5時間前にD地点にいる、くらいの想定をする。
④スタート→G地点→D地点までのポイント取得順を決める
D地点まで決めたら、もう1回スタート地点に目を戻して、どのポイントをゲットしていくかを順番に決めていく。(地図の隅や別の紙にメモする)
⑤(余力があれば)後半戦で到達する「ゴールから最も離れたポイント」を決めておく
そして、そのポイントからゴールまでは最低でも〇〇分かかる、という計算をしておけば、「最低でも14時半までにはこのポイントに到達していないとゴールできない」という想定ができる
※とはいうものの、スタート時点からこんな先読み計算できないので、レースの途中で考えることだが。
今回のレース地図でいうと、
・G地点候補は、北東の77、東の88、南西の65、北西の60
・地形を見ると東側は富士の裾野傾斜面のため避ける。77、88却下
・60と65を比べると、65のほうが周囲のポイントが多い
→65をG地点と設定
65到達後は北方向に進んでいくイメージができる。
スタート/ゴールのすぐ真西にある24ポイントをD地点と設定。
24をD地点に設定した理由は、後半でさらに北西の60方面を狙うか、あるいは北東に向かいスタート/ゴールの北側のポイントを獲得していくか、の2つのコース取りが選べる分岐エリアと捉えたから。
とここまで決めて、スタートから24までのポイント獲得順を決めた。これがスタート前10分間の思考手順。
あくまで初心者の自分なりの手順なので、これが高得点を狙うに相応しい手段なのかは分からないが。。。